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あるジャーマンウイングス機の機長あいさつ

 アルプスに墜落したジャーマンウイングス機のニュースは、飛行の目的地であったデュッセルドルフに近いルール地方でも、大きな衝撃で受け止められている。ドルトムントやボーフムに住んでいた犠牲者もいらっしゃるらしい。私も、多分ジャーマンウイングスに1回乗ったことがある。10年以上前、オランダを経由してルール地方へ向かった際に、アムステルダムからデュッセルドルフまで乗った中型飛行機の社名が、ジャーマン何とかといった。

 ドイツでは、毎日のように多数のジャーマンウイングス機が飛び交っているわけだが、乗客はどんな気持ちで乗っているのだろうか。そう思っていたら、フェイスブックのある記事が話題になっていることを知ったので、簡単に紹介したい。

 事故の翌日、ある女性が、ハンブルクからケルンへ向かうジャーマンウイングスに、「複雑な気持ち」で搭乗した。すると、機長が乗客一人一人を出迎えた後、客室の乗客を前に、あいさつをした。まず事故に関し、乗務員も落ち込んでいるが、しかし自発的にここに乗務していると説明した。続いて、自分にも家族があり、乗務員にも家族があり、夜に再び家族の元にいるために全力を尽くす、と話した。しんとして話しを聞いていた乗客は、拍手したそうだ。もちろん、彼女は機長に感謝し、心地よい空の旅を楽しんだ。

 私は27日付の新聞記事で知ったが、記事の時点で28万人が「いいね」とし、シェアが1万5千で、3200以上のコメントがつけられていたそうだ。さらに2日後の今では、「いいね」が33万人以上で、シェアは2万になっている。このような機長が頑張っている間は、ジャーマンウイングスも大丈夫だ、と思ったことだ。
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| 町の話題いろいろ | 12:33 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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オーバーハウゼン市民はLRT整備を拒否

 昨日行われた住民投票で、オーバーハウゼン市民は、エッセンのLRT105番線をオーバーハウゼンまで伸ばす整備に「反対」という結論を出した。詳しい結果は、以下の通りである。
あなたは、LRT105番線の隙間をなくし、エッセン市域からオーバーハウゼン中央駅とシュテルクラーデ駅まで建設することに賛成ですか。
回 答票 数 (比 率)絶対得票率
は い16,391 (43.0%)9.98%
いいえ21,725 (57.0%)13.23%

黄色が既存路線、緑色が計画された隙間整備。(Staog社のパンフレットより)

 重要なのは、有権者全体に対する得票率(絶対得票率)が10%を超えることだった(人口が10万人以上のため。必要なパーセント値については、グラートベックの住民投票記事の最後に説明している)。「いいえ」の回答がその数字を超えているので、この投票結果は有効で、市議会を拘束する効力を有する。

 投票率が23%強と、4人に1人も投票していないことは、「参加が低調」だったと言える。市議会選挙でも、近年の投票率は低下傾向にあるが、それでも40%以上はある。この結果をどう受け止めるべきか、これからいろいろな人が論じるだろうが、次のようなことは言えるだろうと考える。
  • 住民投票の場合、一般的に「経費がかかる場合は賛成が少なくなる傾向」が認められる。周辺を眺めて見ても、2013年にはアーヘンでLRT整備が否決され、1年前にはエッセンでもメッセ整備が否決されている。
  • オーバーハウゼンの場合は、市が財政危機にある。多額の補助金はあるが、プラスとマイナスを考え合わせて市民として結論を出すのは、非常に困難だったと思われる。
 こうしてLRT105番線の隙間整備は行われないが、準備されていた補助金が他都市へ向けられる点は残念である。なぜなら、オーバーハウゼンの負債は全国的にトップレベルなので、代わりに補助金の恩恵を受ける都市は、オーバーハウゼンよりも豊かな都市になるはずだからである。

| 公共交通 | 15:38 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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